2015年10月10日土曜日

『やさい市 出店農家さんブログリレー』〜大塚さん編〜

東京都西多摩郡瑞穂町で農業を始めた大塚です。
「おとなも学ぶ・つくって考える野菜のこと、土のこと」
【1時間目】畑を耕す小さな農家?微生物の力を観察しよう!
を担当します。よろしくお願いいたします。







畑では微生物が働いてくれていることをパッと見で知ることはできません。(匂いや温度では分かります。)

畑の土を分析すれば微生物が働いた痕跡を知ることができるのですがこれは手間や時間がかかるのでいつもできるわけではありません。

仕方がないのできっと働いてくれているはず、野菜を美味しくしてくれているはず、と信じて土作りをしています。

畑で微生物に働いてもらうには微生物に大量のエサをあげることが必要です。この畑に入れる大量のエサのことを「粗大有機物」といいます。具体的には、生き物の死骸や排泄物のことで、野菜クズや腐葉土や枯れ草や家畜のフンやらのことです。






 ←参考画像:腐葉土






1.堆肥を撒く→畑を耕す→(野菜を植える)
2.草を生やす→草を刈る→草をすき込みながら畑を耕す
→1.に戻る

僕は1年を通してこれを2~3回繰り返しながら畑に微生物にエサをあげています。
書くだけなら簡単なのですがこれがとても重労働!特に夏行うのはとても大変です!


この土作りをした畑から秋ナスをもっていけるかもしれません。
ぜひ楽しみに待っていてくださいね!



  


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・・・ ↑生物のループ を感じますね。。。微生物のお陰で、動植物も人間も生かされているんでしょうね。まさに縁の下の力持ちな微生物。味も無ければ姿カタチもなかなか目にする事の無い微生物ですが、畑に植わっているところから想像して野菜を手に取ると、少しだけその存在をイメージできるかもしれませんね。営み丸ごと味わってみるのも時にはいいかもしれません。
無農薬・無化学肥料の大塚さんのお野菜は、野菜本来の逞しい美味しさが詰まっています!おためしください〜